フリーランスのキセキ

衆議院と参議院の仕組みって?役割や違い、歴史について

time 2019/07/13

衆議院と参議院の仕組みって?役割や違い、歴史について
わた
わた
衆議院と参議院の仕組みってよく分からない・・・
わた
わた
学校で習ったはずだけど、もう覚えていない・・・

今回はこういった疑問について、解説していきます。

この記事では下記内容を解説しています

・ 衆議院と参議院の仕組み
・ 衆議院の優越
・ 国会の歴史

 

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衆議院と参議院の仕組み

日本で唯一の立法機関である国会ですが、
衆議院と参議院の2つの議院に分かれており、二院制となっています。

二院制になっている理由は、衆議院の暴走を防ぐだけでなく、広い意味で俯瞰をして物事を見るようにとの目的で作られています。

衆議院と参議院がそれぞれの役割を果たし、国民の意見をより反映しやすくしています。現在のところ衆議院は480人参議院は242人という定員になっています。

衆議院も参議院も共通点としてはどちらも18歳以上の人に選挙権が与えられており、選挙で選ばれるという点です。

ですが、被選挙権に関して衆議院は25歳以上参議院は30歳以上というように議員になれる年齢には違いがあります。

次に選挙に関してですが、

衆議院は任期が4年で小選挙区制と比例代表制が並立する小選挙区比例代表並立制をとっており、小選挙区で300人、比例代表で180人が選ばれます。

一方参議院議員は任期は6年ではありますが、解散がある衆議院と違っていっぺんに選挙をするということはありません。3年ごとに半数ずつ改選することになります。

解散があって議会の空白がある衆議院に比べて、参議院は選挙期間中でも議会の空白がないように工夫されています。

衆議院の優越について

衆議院と参議院は、衆議院の優越といって意見が食い違ったときには衆議院の意見が反映されます。

たとえば、立法権である国会では法律が作られるのですが、法律が作られたときに衆議院では賛成多数で可決され、参議院では反対多数で否決された場合、まずは両院協議会で話をします。

その両院協議会でまとまらなければ、衆議院議員の出席議員の三分の二以上の賛成を得られるとその法案は参議院の意見に関わらず成立します。

他には、予算を先に決める予算の先議権があったり、条約の批准については衆議院から始めないといけないといった優越があります。内閣不信任案の決議も衆議院のみで行うことになります。

これはなぜかというと、衆議院は任期が参議院よりも短いですし加えて解散もあるので、より民意を反映するとされているからです。

もし衆議院議員になれたとしても解散があるので誰もが任期満了まで国会議員で居られるという保証はありません。

ちなみに、衆議院は議員数が多い政党が与党になるのですが、参議院ではその比率が逆であった場合はねじれ国会になります。そうすると参議院の存在意義が問われかねませんが、参議院は国、特に衆議院の暴走を防ぐために必要不可欠なのです。

そもそもの国会の歴史

国会の歴史は古く、明治時代の自由民権運動をきっかけに、民選議院設立建白書が出され、それに呼応するかたちで天皇から国会開設の詔が出されて国会設立が決まりました。

約束通り10年後の1890年に帝国議会が開かれました。その際にはドイツのような内閣を参考にしています。二院制はその時から続いており、衆議院はそのままで参議院は貴族院という名前でした。

衆議院議員はそのときから選挙で選ばれていたものの、参議院は国会の設立当初、貴族院という名前でした。

今の国会と呼ばれるようになったのは、第二次世界大戦の敗戦を経て1946年に日本国憲法が公布されたからです。日本国憲法では国の唯一の立法機関として定められています。

このときには衆議院も参議院も選挙によって選ばれることが定められています。1990年には議会開設100年を祝う式典がとり行われました。

国会は国唯一の立法機関として機能しており、法律を作るのが役割ですがそのほかにも、条約を承認したり弾劾裁判所を設置する、内閣総理大臣を指名する、財政を監督するなどの権限があります。

最近注目されているのが、憲法改正の発議権であり、憲法改正の発議は、国会しかその権限を持っていません。

まとめ

今回は下記について解説しました。

・ 衆議院と参議院の仕組み
・ 衆議院の優越
・ 国会の歴史
 

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