「明日から会社行きたくない」
「今月でもう辞めよう・・・」
このように今すぐにでも会社を辞めたい瞬間ってありますよね。
今まで我慢してきた不満が爆発して、「もう今日で辞めてやる!」となることもあるでしょう。
しかし、この記事を読んで一瞬だけでも冷静になってみてください。
一時の感情で行動してしまうと、あとあと自分を追い込むことになります。
本当に今すぐ辞めていいのかどうか、自分自身に聞いてみる

きっと「もう辞めてやる!」という感情に至ったのは、会社で何か問題が発生したからですよね。
・嫌な上司にねちねちと説教された
・他人のミスで自分まで怒られた
・自分の話しを全然聞いてくれない
など、「今すぐ辞めたい」状態になる人のほとんどが人間関係によるもの、だと思います。確かに人間関係の悪い会社にいるほど辛いことはありませんよね。
しかし、今いちど考えてみてください。
本当にいま辞めていいのか、と。
会社を辞めるのはあなたの自由です。
選択権もあなた自身にあります。
しかし、いま辞めてしまって本当に良いのか考えてみてください。
いま辞めて生活していけるのか、
すぐに就職が決まるのか。
貯金がたくさんあって、1年間は働かなくても暮らしていけるという環境であれば今すぐ退職しても問題はないでしょう。
しかし、そんな人はあまりいないはずです。
一時的な感情で退職の道を選んでしまうと、後々あなた自身が追い込まれてしまうのです。
お金がない、就職先が見つからない、もういやだ。
このような負のスパイラルに迷い込んでしまいます。
そのため、どんなに人間関係が悪くても今すぐに退職する、というのはおすすめできません。もしその感情が一時的な怒りによって生まれていた場合、あなたはきっと後悔することになります。
そのような後悔をしないためにも、今いちど本当に退職しても良いのか自分に聞いてみてください。
もちろん、「今まで我慢してきたけど、どうしても続けていけない」という場合は別です。
我慢し続けることは身体によくありませんし、病気を引き起こしてしまう危険性もあります。どうしても限界、という場合には早期に退職しましょう。
辞めた後の生活をイメージする

どうしても今すぐ辞めたいと考えた場合、退職した後の自分の姿をイメージしてみてください。
恐らく2つパターンが浮かぶと思います。
・転職先で楽しく仕事をしている姿
・転職先が決まらず、自宅で就職活動をする日々
勢いで退職してしまった場合、後者になりやすいです。
それもそのはず、転職活動は長期的に且つ計画的に行うものだからです。
転職活動に費やす平均期間は一般的に3ヶ月程度と言われています。
つまり、転職活動を開始してから3ヶ月は内定をもらえない日々が続く可能性がある、ということです。
場合によってはそれ以上の期間を要することもあるでしょう。
もし仮に勢いだけで「2週間後に辞めます」と言ってしまった場合、どうなるでしょうか。
次の就職先が決まるまでの3ヶ月間以上、お給料なしで生活していけるでしょうか。
難しいですよね。
さらに金銭面でも精神面でも追い込まれていくため、精神衛生上もよろしくありません。
そのため、「今すぐ辞めたい!」と思ったとしても、一度冷静になって辞めた後の自分の姿を想像してみてください。
きっと冷静になれるはずです。
もう人間関係で悩みたくない、あなたへ

「いろいろ考えたけどもう辞める!いまの会社の人間関係には耐えられない!」
そう決意するのももちろん自由です。
しかし仕事をしていく以上、社外であっても社内であっても人間関係は一生つきまといます。その中にはどうしても合わない人、というのは多々現れるでしょう。
その度に退職していては、履歴書の職歴蘭がいくらあっても足りなくなってしまいます。
そこで、転職を決意したあなたにたった一つだけ提案をしたいと思います。
もし転職先での人間関係で悩みたくないのであれば、「ハラスメント」に関して専門部署を設けている会社へ転職することをおすすめします。
現在は相手に血液型をきくこともハラスメントとされています。(ブラッドタイプ・ハラスメントと言います)
他にも相手に年齢を聞くハラスメント(エイジ・ハラスメント)や、未婚の人に対して「結婚しないの?」と聞くマリッジ・ハラスメントなど、様々なハラスメントがあります。
このようにハラスメントに対して多くの規定を設けている会社に就職すれば、人間関係の悩みは軽減されるはずです。
人間関係で悩みたくない、という人はハラスメントの専門部署や専用窓口を設けている会社を選んでみてはいかがでしょうか。




まとめ
仕事において一番大変なこと、それは仕事内容よりも人間関係だと思います。
これはどの会社に行っても同じでしょう。
10人いれば10人とも考え方が違うわけですから、当然好き嫌いも出てきます。
そこであなた自身がどういう選択をするか。
それによって今後の道も変わってくるでしょう。