こんばんは、フリーライターの白石です。
内定を獲得するためには、第一関門である”書類選考”を通過しなくてはいけませんよね。しかし、「書類選考をなかなか通過できない・・・」と悩んでいる人も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、「書類選考が通過できない?そんなときに見直したい3つのポイント」と題して、
志望動機がきちんと書けているか?
職務経歴書は見やすく作れているか?
誤字脱字はないか?
上記3つについてお話ししていきたいと思います。
志望動機は簡潔に書けているか?

書類選考時に企業が必ずと言っていいほど目を通す項目が志望動機です。そのため、志望動機は最も力を入れるポイントでもあるでしょう。しかし、あまりに力を入れてダラダラと書きすぎてしまうと却って読んでもらえないこともあるのです。書類選考の場合、応募者の書類が隅から隅まで全て読まれることは、まずないでしょう。
必要な項目や気になる項目だけをじっくりと読む、というのが一般的かと思います。もちろん、隅々まで確認する企業もあるでしょうが、多数の応募者がいる場合には1人1人の応募書類にじっくり目を通す、というのは難しいです。そのため、気になるポイントや必要項目だけに目を通すとやり方が一般的と言えるでしょう。
このように企業は応募者の書類を隅から隅までじっくりと読んでいるわけではないのです。そのため、志望動機もダラダラと長く書き綴るのではなく、短い時間で読めるように簡潔にまとめるようにしましょう。
とは言っても、あまりに短すぎてもいけません。志望動機を記入する際は、400文字程度を目安に記入すると良いでしょう。
職務経歴書は見やすく作れているか?

職務経歴書をパソコンで作成している、という人も多いかと思います。現在はインターネット上にテンプレートや見本となる素材がが多々掲載されているため、そういった見本をベースに職務経歴書を作成している人も多いでしょう。
しかし、その職務経歴書は読み手側が読みやすい書き方となっているでしょうか?
職務経歴書は自分のこれまでの職歴をアピールするための重要な書類です。企業によっては、履歴書よりも職務経歴書を重視することもあるでしょう。それほど書類選考において職務経歴書は重要なカギを握っている書類なのです。そのため、職務経歴書は作成した後は、読み手の立場に立って「読みやすいかどうか」を検証する必要があります。
例えば、前社で営業経験が5年あったと仮定します。その場合、
「わたしは営業経験が5年あります。法人をメインとした新規顧客獲得に力を入れていました。在籍した5年間で50社以上の新規顧客を獲得した実績があります」
と、このように文章で長々と説明してしまうと少し読みづらいですよね。
では、下記のように記入した場合はどうでしょうか?
・法人営業経験5年
・新規顧客獲得をメインした営業職
・実績:5年間で50社の新規顧客獲得
恐らく、上記文章と比較すると少し読みやすくなったのではないでしょうか。このように文章を長々と書くのではなく、あえて箇条書きにすることで読み手側の負担は減るでしょう。
そのため、仕事内容や実績などを記載する場合には文章は簡潔にまとめ、箇条書きなどを活用して読み手側に伝わりやすい職務経歴書の作成を心掛けましょう。
誤字脱字はないか?

履歴書と職務経歴書に誤字や脱字がないかどうかも必ず確認しましょう。先で述べた通り、多くの企業は応募書類の内容を一字一句まで確認しているわけではありません。しかし、誤字や脱字というのは意外と発見されやすいのです。なぜか、誤字や脱字だけは見つけてしまうことってありますよね。
誤字や脱字は書類選考では不利に働いてしまうこともあります。誤字や脱字のある書類を受け取った企業は、「この人は書類の推敲や確認を怠る人なのだろうか」と悪いイメージを持ってしまうでしょう。そうなるとあなたの印象は悪くなってしまい、書類選考にも通過できなくなるというわけです。そのため、書類を提出する際には誤字や脱字の確認を心がけましょう。
まとめ
今回は、書類選考が通過できないときに見直したい3つのポイントとして、
志望動機がきちんと書けているか?
職務経歴書は見やすく作れているか?
誤字脱字はないか?
上記3つについてお話ししていきました。
書類選考を通過するには、読み手に伝わりやすい書類作りを心がけましょう。また、誤字や脱字については送付前に再度チェックするようにしましょう。
下記記事も併せてご参照ください。