

今回はこのようなお悩みについて、下記4つの内容をお話ししていきます。
✔ 派遣とは違うの?
✔ 直接雇用されるの?
✔ 紹介予定派遣を利用する際の注意点


紹介予定派遣とは?
紹介予定派遣とは、一般的な派遣とは異なり、直接雇用を前提とした派遣です。
最長で6ヶ月の派遣期間を経た後、派遣先企業の正社員や契約社員といった直接雇用に切り替わる仕組みですね。


もちろん、使用期間中に「やっぱりこの会社違うなぁ・・・」と思えば、直接雇用をしない選択肢も可能です。
その逆で、企業側から直接雇用を断られる場合もあります。
派遣とは違うの?
紹介予定派遣も派遣もどちらも派遣会社を通して契約しますが、異なる部分がいくつかあります。
まず、通常派遣の場合は契約期間が最大で3年以内と厚生労働省の派遣法の中で定められています。
一方、紹介予定派遣は先述した通り、最長で6ヶ月以内と決められています。


そのため、派遣期間が終了した後は、そのまま派遣社員として働くということはできません。
これは紹介予定派遣が、正社員または契約社員として契約することが前提とされているためです。
✔ 紹介予定派遣は最長で6ヶ月以内。
※ただし、派遣期間が終了した後にそのまま派遣社員として働くことはできない。
実際に直接雇用されるの?
紹介予定派遣は最長6ヶ月の派遣期間を経た後、お互いの合意の上で直接雇用に切り替わる仕組み、ということは分かりました。
では、実際に紹介予定派遣で採用された人が直接雇用に進む割合はどのくらいなのでしょうか。
厚生労働省が調査した平成25年度のデータによると、直接雇用に至ったケースは6割弱となっているようです。
つまり、紹介予定派遣で入社した半分以上の人が直接雇用に至っているということですね。
紹介予定派遣の注意点
紹介予定派遣を利用する場合、注意点もあります。
✔ 雇用形態は正社員だけではない
直接雇用に至らない場合もある
先述した通り、紹介予定派遣は最長6ヶ月の派遣期間を経た後、双方の合意の上で直接雇用となる仕組みです。
そのため、いくら自分がこの会社で働きたいと思ったとしても、企業側から断れてしまうケースもあります。
雇用形態は正社員だけではない
紹介予定派遣は直接雇用を前提とした派遣ではありますが、全てが正社員を前提しているわけではありません。
あくまでも直接雇用を前提とした派遣のため、契約社員を前提とした紹介予定派遣も多々あります。
正社員求人を探している人は、この点も気をつけて利用しましょう。
まとめ
今回は紹介予定派遣についてお話ししていきました。
✔ 紹介予定派遣は最長で6ヶ月以内。
※ただし、派遣期間が終了した後にそのまま派遣社員として働くことはできない。
紹介予定派遣で働いている間は、派遣元企業の営業さんがフォローや現状報告のため、会社に来てくれるはずです。そのため、紹介予定派遣を利用することで、いきなり正社員で入社するよりも安心して働けるのではないかなと思います。