

派遣社員として働きながら事務職の正社員を目指している方は多いかと思います。
ただ、事務職の正社員は狭き門であるため、「書類選考すら通らない・・・」と悩んでいる人も多いのではないでしょうか。
東京ハローワークに掲載されている2019年4月の職業別有効求人・求職状況(一般常用)によると、一般事務職の有効求人倍率は0.48倍。
つまり、
一般事務職を希望している人=100人に対して、対象求人は48件しか無いということになります。
ちなみに営業職の倍率は2.47倍です。
これを見る限り、いかに事務職が狭き門であるかが分かります。
では、この狭き門を突破し、事務職として内定をもらうにはどうすれば良いのでしょうか。
下記に詳しく解説してきます。
事務職で内定をもらう為にするべき4つのこと
事務職で内定をもらう為にするべき4つのことを詳しく紹介していきます。
利用する転職サイトを絞る
転職サイトを複数利用している人は多いかと思います。
たしかにそれは間違っていません。複数登録しておくことでより多くの求人を探せることは事実です。
しかし、私の経験上からお話しすると転職サイトは3つ、もしくは4つくらいまでに絞って利用することをおすすめします。
理由は簡単です。
5サイトも6サイトも検索し続けるのは、本当に疲れるからです。
また大手転職サイトの場合、重複している求人もあるため、転職媒体はやはり3~4つくらいに絞って利用することをおすすめします。
ちなみに事務職の求人を探す場合、大手転職サイトを中心に利用するのも良いですが、下記サイト(バイトルNEXT、とらばーゆ)もおすすめです。
検索条件を見直してみる
「事務職であればどんな業種でも、どんな条件でも良い!」
なんてことはないですよね。
おそらくあなたも”年間休日”や”賞与の有無”、”退職金制度の有無”、など条件を細かく絞って検索しているはずです。
もちろん”勤務地”も大事なポイントとなりますね。
ただ、先述した通り、事務職は狭き門です。
あなたと同じ条件で検索する人は数多くいるでしょう。
例えば、
・賃金:22万~25万
・年間休日125日
・残業なし
・転勤なし
・昇給年1回
・賞与年2回
・退職金制度有り
このような条件の求人があった場合、迷わず飛びつきますよね。
ただ、このような求人は当然のことながら、相当数の応募者が集まります。その応募者の中には名門大学出身者や、難解資格の合格者もいるでしょう。
もちろん、どんなに高スペックな応募者がいたとしても、どんなに応募者が多かったとしても、企業があなたを採用する可能性はあります。
ただ、やはりライバルが多いと分かっている求人で戦うのは懸命とは言えません。
そのため、検索条件を見直す必要があります。
例えば上記検索条件の”年間休日”を115日した場合はどうでしょうか。
・賃金:22万~25万
・年間休日115日
・残業なし
・転勤なし
・昇給年1回
・賞与年2回
・退職金制度有り
やはり125日と比較すると少し見劣りしてしまいますね。
年間休日125日が土日祝完全休みに対して、
年間休日115日は祝日のある週の土曜日は出勤という計算になります。
そうなると、「土日は絶対に休みたい!」というライバルは必然的に減るわけです。
その他条件についても同様です。
事務職でなかなか採用をもらえない場合は、ライバルが少しでも減る条件で検索するのがおすすめです。
ただ、検索条件については必ず自分が納得できる条件で検索しましょう。
自分が納得できない条件で検索し、仮にライバルが少なくて採用されたとしても、結果的にイヤになり転職活動へ逆戻り・・・なんてことも有り得ますので。
転職エージェントを活用する
転職活動において、転職エージェントを活用するのもおすすめです。
下記記事で紹介している転職エージェントは無料で利用できるので、是非参考にしてみてください。
ちなみに下記記事もあなたの参考になるかと思います。
紹介予定派遣を活用する
最後におすすめするのは紹介予定派遣です。
おそらく派遣社員で働いている方なら耳にしたことがあるかと思います。
紹介予定派遣とは、
最長6ヶ月の派遣期間を経た後、双方の合意の上で派遣先企業の正社員や契約社員といった直接雇用に切り替わる雇用形態です。
テンプスタッフでは「なっとく転職」と呼ばれているようです。
紹介予定派遣を利用することで、
転職した後に「こんなはずじゃなかった・・・」を未然に防ぐことができるわけです。
来社予約も簡単なので、気になった方は参考にしてみてくださいね。
まとめ
今回は、事務職で内定をもらう為にするべき4つのことについてお話ししていきました。
先述したとおり、事務職は狭い門です。
10社以上応募して、書類選考に通過できず心が折れてしまうこともあるでしょう。
しかし、応募し続けていればチャンスはきっと巡ってきます。
なので、心が折れたとしても諦めず応募し続けましょう。