こんにちは、白石です。
今回は、大人気漫画「鬼滅の刃」で主人公・竈門炭治郎が付けている、日輪の耳飾りについてお話ししていきたいと思います。
炭治郎がつけている耳飾りの意味とは?
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鬼滅の刃で印象的なアイテムの1つとして、主人公の炭治郎がつけている耳飾りが挙げられます。
耳飾りは花札の「芒に月」を思い起こさせるようなデザインで違うのは放射線状に線が描かれていることです。連載開始当初から太陽、月、菊と主に3つがモチーフではないか?として議論されてきました。
竈門炭治郎のつけている耳飾りにはどんな意味合いがこめられているのかは連載開始当初から謎めいていましたが、次第に情報が明かされていき、物語中盤を過ぎてから幾つか耳飾りについて触れられています。
炎柱・煉獄杏寿郎が炭治郎に日の呼吸の使い手かと問いかけるシーンがありましたが、これを皮切りに耳飾りに絡む人と鬼の繋がりが明かされていきました。
父・炭十郎から継承した日輪の耳飾り!
耳飾りは一話の冒頭第1コマ目、タイトルとともに竈門 禰豆子を背負って、雪の降る山中を走っている炭治郎。
この描写から既に炭治郎は耳飾りをつけていることがわかります。
それもそのはずで耳飾りは『日輪の耳飾り』という名称で本編開始前に死亡した炭治郎と禰豆子の父である「竈門 炭十郎」から『ヒノカミ神楽』とともに継承されたものだったからです。
竈門家は代々この日輪の耳飾りとヒノカミ神楽を継承していくのが「約束」であると2019年12月に劇中で描かれた、炭治朗の血の記憶から判明しました。
またここで鬼舞辻無惨との因縁も明かされていくことになりました。
この日輪の耳飾りをつけた剣士こそが唯一鬼舞辻無惨を追いつめることのできた“継国縁壱”であるからです。
継国縁壱から炭吉に引き継がれた耳飾り
継国縁壱はどんな想いで耳飾りを竈門家に託したのでしょうか。
『日輪の耳飾り』は本来は日の呼吸を使うものの証であり、単なる炭焼きの系譜であった竈門家が継承したことに違和感を覚える方は多いはずです。
400年前、継国 縁壱は無惨を追い詰めながらも、わずかな隙をつかれ逃走を許してしまいます。
また双子の兄である巌勝が鬼になってしまったことの責任を問われ、さらに最愛の妻とお腹の子を殺害され絶望の縁に落ちてしまいます。
生気を失い、人を捨てる寸前の継壱の心を救ったのが炭吉とその子供でした。彼はヒノカミ神楽の舞い方を炭吉とその子に教え、人としての心を取り戻していきます。
そして月日は流れ、縁壱が鬼と化した兄「黒死牟」討伐に向かう際に炭吉に日輪の耳飾りを渡しました。これには、「もう二度と会うことができないだろう」という形見分けの意味もあったのでしょう。
継壱から炭治朗への鎹になった耳飾り
縁壱が旅立つ日、炭吉はこう叫びます。
「あなたは何も成し遂げられなかった人ではない」そして、「あなたに守られた命で後に繋ぎます」と。
この言葉は縁壱にとって魂を揺さぶる言葉であり、自分がこの世に生きた意味を再認識できた言葉でもあったのでしょう。炭吉一家と出会う前はひとすじの光さえ見えない絶望のドン底であったのです。
この炭吉の言葉に対して、縁壱は今まで見せたことのない会心の笑顔でその言葉に応えつつ、死地へと旅立っていきました。こうして日輪の耳飾りはヒノカミ神楽とともに竈門家に伝承されていくことになります。
ヒノカミ神楽が日の呼吸の“技”を伝えるものだとするのなら、日輪の耳飾りはその精神の根源である“心”を伝えるもので一つの対になっている、と考えることもできるでしょう。
鬼滅の刃本編は炭治郎が日の呼吸の13番目の型にたどり着いたことで物語の決着は近いように思えます。
炭治郎は無惨を倒し、日輪の耳飾りとヒノカミ神楽を父・炭十郎との約束通り“継承”していくことができるのか?決着に注目しましょう!
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