【 幽遊白書】妖狐蔵馬とは?その魅力に迫る!!

こんにちは、白石です。

今回は90年代の大ヒット漫画【 幽遊白書】の主要キャラの1人、妖狐蔵馬の魅力に迫っていこうと思います。

妖狐蔵馬とはいったい何者なのか?

妖狐蔵馬とは『幽☆遊☆白書』の劇中の人気キャラクターである南野秀一こと蔵馬の本来の姿のことを指します

魔界でも有名な宝具専門の盗賊として名を馳せていましたが、本作品の物語開始15年前に霊界特別防衛隊の舜潤により致命傷を受け、霊体になったまま人間界に逃亡。

南野志保利の胎児に憑依し、 南野秀一として成長した姿が劇中かつ各媒体で蔵馬と呼ばれています。妖狐蔵馬とはそれとは一線を引いた本来の彼の姿を指したものです。

その容姿は美少年で中性的(劇中では女性と思われていたこともあり)な秀一から一転、背が高くなったのに加え体格も良くなり、まさしく妖狐を思わせる耳と尻尾を備えた銀髪の長髪の青年の姿に変貌を遂げます。

蔵馬は劇中でも女性からの支持の高いキャラクターでしたが、この姿を見せてからは人気がさらに加速、連載終了後の第3回人気投票では第1回人気投票では倍の差があった飛影に肉薄する票を集めました。

ダークネスなギャップが人気を集めた妖狐蔵馬!!

妖狐蔵馬が読者から人気を集めたのは、その容貌だけではありません。
人気は90年代前半の週刊少年ジャンプのバトル漫画のキャラクターとしての個を確立させている部分も大きいと言えるでしょう。

劇中の前半の秀一の姿でのバトルは植物を操るものの異形の魔界の植物を使うことができなかったり、人間界での母である志保利から受けた愛情を受けて育ったことにより魔界時代の冷徹、残虐な姿を見せることはほとんどありませんでした。

しかし妖狐蔵馬に変化する際には本来の戦闘スタイルへ回帰、魔界で噂されていたような冷徹さと残虐さを交えて戦うスタイルを披露しています。

90年代初頭の漫画では珍しい主人公サイドのダークネスヒーローとして妖狐蔵馬の存在は読者にインパクトを与えたのは間違いありません。

読者が好む容姿と戦闘スタイル!!

妖狐蔵馬の魅力の1つとしてあげてもいいのはその戦闘スタイルです。
戦闘描写は人間体の時から“見”を使うスタイルで相手の出方や戦法を見極めてから戦うため、極めて序盤は苦戦することが多いのが特徴。

劇中で飛影がその戦い方に苦言を呈していますが、その一方でこの戦い方は読者を引き込むのは確実、いわゆる“受けの美学”の戦い方を見せています。

そのうえで本来の妖狐の姿に戻った後は、圧倒的な力で相手を捩じ伏せ、とどめをさすかの如く冷徹なセリフを投げかけるギャップは印象的です。

また妖狐の姿に変化した蔵馬は白装束に加え、漫画版の黒、アニメ版の赤とは一転した銀髪(白髪)の姿へと変貌。
対照的な血の色である“赤”とは相性が良いため、戦闘シーンでの画面映えがよく、印象に残る戦いを見せています。

意外!?原作では登場シーンは少ない妖狐蔵馬!!

『幽☆遊☆白書』で妖狐蔵馬がその姿を初めて見せたのは原作第81話の「玉手箱が開く時」のラストシーンでした。
ただし実際に話に絡んでくるのは次の82話「目覚めた!!妖狐」からとなります。

しかしこの時はすぐに死々若丸の投げた刀により結界があっさりと破られたうえに裏浦島もその刀で死亡。

逆玉手箱の煙も霧散し、すぐに元の姿へと戻ってしまったためバトルシーンはありませんでした。(植物を召還し裏浦島を恫喝したのみ)

このため実際に原作で妖狐蔵馬の姿になって本格的なバトルシーンを見せるのは鴉戦、そして魔界編や鯱との戦いにおけるクライマックス。

実はそのインパクトと反比例して活躍シーンは少ないのが事実です。

これは当然物語の主役である幽助や人気No.1の飛影の活躍を劇中に盛り込む必要があったのに加え、初登場から1年後の143話の時点で175話での連載終了が内定した部分も大きいと言えるでしょう。

原作を補完!アニメオリジナルストーリーは必見!?

妖狐蔵馬の活躍は『幽☆遊☆白書』全19巻中10巻冒頭から見ることが可能です。

 

登場シーンは多くないですが、これを補う形で抑えておくといいのが92年~95年に放送されたアニメでしょう。

この年代にアニメ化されたほかのジャンプ作品ほどオリジナルストーリーは多くなく、原作準拠で物語は進むのが特徴になっています。

しかし原作では175話で連載が終了することが早期に決まったこともあり、駆け足になった16巻以降の展開を補完する話が盛り込まれています。

特に「魔界統一トーナメント」の描写は必見。

1回戦では蔵馬は時雨と対戦することになるのですが原作では省略された戦いが描写され、人間・南野秀一と妖狐・蔵馬の狭間での心の葛藤を見ることができます。

アニメでは全112話中の46話から登場。
10話以上で妖狐蔵馬の姿を確認でき、原作と合わせるとより楽しむことができるでしょう。