※本記事はネタバレを含みますので、ご注意ください。
エマが鬼へ頂点へ望んだこと。
それは、
・食用児全員で人間の世界へ行くこと
・2つの世界の行き来を完全にできなくすること
上記2つでした。
しかし、その望みをかなえるには”代償”が伴うことになります。
では、その”ごほうびの代償”とは一体どのようなものだったのでしょうか。
本記事では上記について触れていきたいと思います。
”ごほうびの代償”とは一体なにか?
鬼の頂点に約束を叶えてもらうエマ。
ただし、エマは鬼の頂点から”ごほうび”を要求されます。
(参考資料&引用)©白井カイウ・出水ぽすか/集英社・約束のネバーランド
ただ、
皆の懸念をよそに、エマは「ごほうびの代償はない」と笑い飛ばし、改めて未来へ向かう決意をし皆を勇気づけるのでした。
ついに別れの時、ムジカとソンジュに見送られ、彼らは鬼の世界を後にします。目を覚ますとそこは海。新たな世界への喜びを感じる間もなく、衝撃の事実に彼らは直面します。
フィルと手を繋いでいたはずのエマ。彼女の姿だけが忽然として消えていたからです。
その後世界中で仲間が発見されるも、エマだけの消息不明なのは変わりませんでした。それでも”約束の条件”からエマは生きていると確信し、彼女を探し出すことを誓います。
そのエマは、雪山で倒れているところを老人に救われていました。ここで、エマが払った”ごほうびの代償”が明らかになります。
(参考資料&引用)©白井カイウ・出水ぽすか/集英社・約束のネバーランド
エマは、”家族との繋がり”や”記憶”。その一切の痕跡を全て失っていたのです。
エマとの再開
鬼の頂点と交わした”ごほうびの代償”によって、一番大事な家族との繋がりを失ってしまったエマ。しかし2年の月日が流れ、新しい名前と家族、前向きに未来に生きていました。
この2年間、レイ達はエマを探し続けています。
どんなに探しても一向に見つからないエマ。しかし、人間界にある”立ち入り禁止区域”まで探す範囲を広げたことで、ついにレイ達はエマとの再開を果たします。
(参考資料&引用)©白井カイウ・出水ぽすか/集英社・約束のネバーランド
この再開の直前、レイの耳に不思議な言葉が飛び込んできました。
「レイ、こっち」
この不思議な言葉に導かれたレイでしたが、店に入ったエマに気づくことができませんでした。エマがネックレスを失くしたことに気づき、外に出たその時ついにレイ達との再会を果たします。
この「レイ、こっち」とエマの居場所を教えてくれた声の主は、ムジカだったのかも知れません。
エマ・ノーマン・レイの重なる手
記憶を失くし怯えるばかりのエマに皆が心を痛めるなか、ノーマンが歩み寄ってエマに話しかけます。「記憶は失くても元気で幸せで生きていてくれて本当に良かった」とする安堵の笑顔と一緒に生きることのできなかった悔恨の涙でした。
そして自分達の2年間と近況を伝え、あの時エマが懸念していた選択の行方は最高の結果をもたらしたと報告。その言葉はエマの脳裏に”過去の出来事”を走馬灯の如く走らせました。
エマは訳もわからず涙を流しますが、ついに記憶の海でエマ、レイ、ノーマンは再会を果たすのでした。記憶がなくても、かつてのエマでなくてもいいから、もう一度一緒に生きようと差し出された手をエマは取ります。
エマ・ノーマン・レイが手を重ね併せている場面で、物語は幕を閉じました。
今後の展開は?
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— 『約束のネバーランド』公式 (@yakuneba_staff) November 5, 2020
約束のネバーランドは週刊少年ジャンプ2020年28号で完結を迎えました。ほぼ4年にわたる連載、全181話に渡って繰り広げられたエマたちの冒険も幕を閉じています。
漫画は完結しましたが、2018年6月4日に発売された『約束のネバーランド~ノーマンからの手紙~』を皮切りにリリースされている原作漫画の補完、裏話を盛り込んだ小説の発行は続いています。
また、2020年12月20日には『約束のネバーランド~想い出のフィルムたち~』新刊がリリースされる予定となっており、その2日前、12月18日(金)には実写化映画も公開予定です。
さらに2021年1月には待望のアニメ第2期の放送開始されますが、話数から見て第2期だけで物語は完結しないでしょう。おそらく、第2期の最終回前後でアニメ第3期の発表される可能性は高いはずです。
「約束のネバーランド」の本編は完結しましたが、今後もマルチな展開に期待です!
まとめ
本記事では、エマが払った”ごほうびの代償”について触れていきました。
エマが払った”ごほうの代償”とは、”大切な家族の記憶を失うこと”でした。最終話でレイやノーマンらと再会することで、エマの記憶は戻るかもと思っていましたが、記憶が完全に戻ることはありませんでした。
今後、続編やスピンオフなどで「エマたちのその後」を描いてくれることを期待したいですね。
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最後までお読み頂き、ありがとうございました。
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