【約束のネバーランド】イザベラは本当は良い人?No.73584が示すイザベラの過去とは?

グレイス=フィールドハウス。

 

通称“GFハウス”で子供達から愛され敬われているのが“ママ”と呼ばれるマム・イザベラです。

 

劇中における最年少グループの1人であるフィルだけはいち早く“収穫”についても気づいていたようですが、レイを除く年長者組は全くママを疑うことはありませんでした。

 

では、イザベラは本当に”敵側”の人間なのでしょうか。

 

本記事では上記について触れていきたいと思います。

イザベラは本当は良い人?


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イザベラの正体が明かされたのはホラー、サスペンスでは極めて早い”第1話の終盤”。

 

コニーが里親へ引き渡される日、大切にしていたぬいぐるみ”リトルバーニー”をハウスへ忘れ、それを届けるために”規則を破り”門へ向かったエマとノーマン。そこで二人は、信じがたい光景と真実を目の当たりにします。

 

門でエマ・とノーマンが目の当たりにしたもの。それは、息絶えたコニーと食人鬼、そしてイザベラの本当の姿でした。

(参考資料&引用)©白井カイウ・出水ぽすか/集英社・約束のネバーランド

 

 

鬼と出荷について会話を交わすイザベラ。このとき、イザベラは完全に”エマたちの敵”だと認識されました。

 

しかし、作中イザベラの表情に注目すると、子供たちに向ける笑顔やエマを気にかける表情など「あれ?この人は本当は良い人なんじゃないか?」と感じる場面が多々あります。

 

脱獄編のラストでは、GFハウスからの脱走を成功させたエマたちに「行ってらっしゃい、気をつけてね」と厄が落ちた優しい表情で言葉を投げ掛けています。

 

イザベラが敵なのかどうか、それは物語後半で判明します。

 

エマたちがGFハウスから脱獄した後、イザベラは物語の舞台からその姿を消しますが、物語後半でグランマの後継者として姿を現し”エマに手を貸す”形で反乱を起こします。

 

イザベラは「私は農園を裏切るわ」と宣言したあと、自分と同様の過去を背負ってきたシスター達一人一人に問いかけていきます。このイザベラの姿は、エマと重なって見えます。

 

これは物事の善し悪しよりもイザベラが”自分の過去の精算”、そして”贖罪”を選んだと考えられます。

 

イザベラは生き残るために”ママ”となり、結果として実の息子であるレイやエマたちを命を懸けて守ったことから、本当は良い人だった、といえるのではないでしょうか。

 

No.73584が示すイザベラの過去

原作3話でイザベラの首には、エマたちと同様のナンバーが刻まれていることが判明します。

(参考資料&引用)©白井カイウ・出水ぽすか/集英社・約束のネバーランド

 

No.73584。

 

この数字から、イザベラ自身も食用児だったことがわかります。

 

イザベラは”ママ”となり、生き残ることだけに執着しました。そのため、イザベラにとってエマもノーマンもその他の子供たちも、”飼育監”と”食用児”の関係だったに過ぎません。

 

ただ、イザベラが時折見せた子供たちへの慈愛や慈悲の心は全てが嘘かというと、そうではないと思います。

 

コニーの6歳の誕生日にプレゼントされた”リトルバーニー”をはじめ、ぬいぐるみはイザベラが手作りしています。これに加え、過去に出荷された子供たちの遺品も隠し部屋に全て保管されており、優秀な監督官というだけでは説明できない部分も大きいと言えます。

イザベラはなぜ”ママ”となったのか?


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イザベラも過去にエマたちと同様、施設から脱獄を試みますが、壁の向こうを見て絶望し”施設から逃れられないこと”を悟ります。

 

さらにイザベラは幼少期に同じプラントにいた少年“レスリー”と恋に落ちたものの、共に生きる夢は叶わずに彼は先に出荷されてしまいました。このプラント時代の過去が、今のイザベラを形成する要因になっています。

 

イザベラが監督官を目指した理由は、何もできず愛するレスリーを失った悔しさ、そして何の抵抗もできぬのならばせめて自分は食べられる側にならないように務めようとした故です。

 

最愛の人の分まで生き残るというミッションの前で、彼女には物事の善し悪しは二の次にしか過ぎなかったのが本当のところでしょう。

 

まとめ

本記事では「【約束のネバーランド】イザベラは本当は良い人?No.73584が示すイザベラの過去とは?」と題して、

・イザベラは本当は良い人?
・No.73584が示すイザベラの過去
・イザベラはなぜ”ママ”となったのか?

上記について触れていきました。

 

まとめると、

・元食用児で自身が生き残るためにママとなる選択をした
・過去に出荷された子供たちの遺品は隠し部屋に全て保管している
・レイやエマたちを命を懸けて守った

これを見ると、イザベラは子供たちをただの”食用児”として見ていたのではなく、愛情を持って育てていたといえるのではないでしょうか。

 

イザベラが本当は良い人だったのかどうか、子供たちに愛情を持って接していたのかどうか。

それは、-第177話「母親」-で描かれます。

 

涙もろい人は注意です。コミックだと20巻です。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

※イラスト提供:chii様

 

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