大分県別府市の「八幡竈門神社」。
【鬼滅の刃】の主人公:竈門炭治郎の名前と同じ”竈門”が入っていることから、”鬼滅の刃の聖地”として注目を集めている神社でもあります。
ただ、八幡竈門神社と鬼滅の刃はただ単に”名前が同じ”というだけでなく、ある共通点があります。
それは、人喰い鬼の伝説です。
では、八幡竈門神社にまつわる”人喰い鬼の伝説”に触れていきたいと思います。
【八幡竈門神社】鬼滅の刃の聖地
大分県別府市にある八幡竈門神社が、アニメ化もされた吾峠呼世晴さんの人気漫画「鬼滅の刃」の「聖地」では、と注目されています#八幡竈門神社 #鬼滅の刃 #竈門炭治郎 #聖地巡礼 #別府八幡竈門神社 #鬼滅ファン #水神様 #パワースポット #パワスポ神社 #聖地 pic.twitter.com/NG4Ibpb2ZY
— 素晴らしい日本の風景🇯🇵 (@j_superb_view) October 29, 2020
鬼によって造られた”九十九の石段”
八幡竈門神社にある”九十九の石段”は、鬼によって造られたと記されています。
鬼が作った九十九の石段
昔、竈門(かまど)の里に悪鬼が住んでいた。鬼は夜毎現れては人々を喰い殺し里を荒しまわっていた。里人は困り果て、八幡様に鬼を退治して下さいとお願いをした。そこで八幡様は鬼に一晩のうちに百の石段を造ることが出来たら毎年人間をいけにえにやろう、もし出来なければ今後里に出て来てはならぬと約束させた。鬼は承知して、あちらこちらの谷や川から石を運び石段を造り始めた。鬼が九十九段まで造ったその時、神様がまだ出来ぬかとお聞きになられた。鬼はその言葉に一息つきあと一段と云った時に夜明けを告げる一番鶏が鳴いて夜が明けてしまった。鬼は驚いて逃げて行き、二度と里に現れなくなった。そのためか石段を見てみると下の方は丁寧に造られているが上の方は雑に造られている。
(八幡竈門神社公式ページ”鬼が造った九十九の石段”より引用)
九十九の石段の上の方は、”夜が明け”鬼が慌てて逃げていったことで雑に造られている、ということが分かります。
ただ、これを見ると【鬼滅の刃】と重なる部分がいくつかありますね。
まず、人喰い鬼”の存在です。
上記では里の人が人喰い鬼に襲われていたと記されています。
そして、もう1つ。
これが大きな共通点だと考えられます。
それは、鬼が”夜明けとともに慌てて逃げた”という点です。
”九十九の石段”を造った鬼は日光が苦手だった?
上記”九十九の石段”より、「夜明けを告げる一番鶏が鳴いて夜が明けてしまった。鬼は驚いて逃げて行き・・・」と記されています。
これは鬼滅の刃に登場する鬼と同様、”日光から逃げていた”と捉えることもできます。
では、”鬼”という存在は日光が苦手なのでしょうか。
童話に登場する鬼で考えてみます。
童話「桃太郎」に登場する鬼は”日光が苦手”という描写は見つかりません。
同じく童話「鳴いた赤鬼」でも”日光が苦手”という描写は見つかりません。
ウィキペディアを見てみると、鬼の苦手なものとして、
・臭いのきついもの
・尖ったもの
が挙げられています。(wikipediaより引用)
苦手なものの中に「陽の光」や「日光」とは記されていませんでした。
このことから、
八幡竈門神社と鬼滅の刃には”日光を恐れる鬼が”という大きな共通点があると考えられます。
ただ、「夜明けを告げる一番鶏が鳴いて夜が明けてしまった。鬼は驚いて逃げて行き・・・」とあるように、鬼が”鴉の声に驚いて逃げた”と解釈することもできますが・・・。
鬼が忘れた”石草履”と”御神亀”
八幡竈門神社には長さ45cmほどの「鬼が忘れた石草履」があります。
この石草履は足の指が三本となっており、
・貪欲
・嫉妬
・愚痴
を表しています。
なぜ三本なのかというと、
鬼には”知性”と”慈悲”が欠けていると云われているからです。
この石草履に自身を足を入れることで”力が湧き出る”と云われています。
(八幡竈門神社公式ページ”鬼が忘れた石草履(いしぞうり)”より引用)
また八幡竈門神社の”御神亀”は毎年最も縁起の良い方角(恵方)を向いており、御神亀を撫でて拝むことで、
・開運
・繁栄
・健康
・長寿
など様々なご利益を得られると云われています。
八幡竈門神社には”鬼滅の刃”のお守りがある?
こちらが鬼滅の刃で聖地とされている、八幡竈門神社のお守りでございまする☝️#鬼滅の刃 #八幡竈門神社 pic.twitter.com/YU0p2Vs1PM
— SADA (@SADASPO) September 22, 2020
八幡竈門神社には”鬼滅の刃”カラーのお守りをお受けすることができ、お守りの初穂料は800円となっています。
また【鬼滅の刃】御朱印の初穂料は500円となっているようです。
まとめ
今回は、「【鬼滅の刃”聖地”】人喰い鬼の伝説?八幡竈門神社の”九十九の石段”を造った鬼は日光が苦手だった?」と題して、
・鬼によって造られた”九十九の石段”
・”九十九の石段”を造った鬼は日光が苦手?
・鬼が忘れた”石草履”と”御神亀”
・八幡竈門神社には”鬼滅の刃”のお守りがある?
上記について触れていきました。
八幡竈門神社を訪れることで、さらに鬼滅と刃との深い共通点を見つけられるかも知れません。
あなたも一度、八幡竈門神社へ足を運んでみてはいかがでしょうか。
私もコロナが終息したら、絶対に行きたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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