【幽遊白書】”黒の章”とは、どんな内容だったのか?

こんにちは、白石です。

本記事では、幽遊白書に登場する「黒の章」について解説していきます。

※本記事は下記動画でも解説しています。

 

黒の章とは?

(※画像をクリックするとamazon商品ページへ飛びます。)

 

第126話「黒の章」で、その存在が明らかにされることになりました。

蔵馬が明かしたその内容は霊界の巨大資料館に納められた極秘テープで人間の影の部分を収録したものでした。今まで人間が犯した罪のなかでも最も残酷で非道なものが何万時間という量で記録されており、それを飛影も欲しがっていたと伝えています。

(参考資料&引用)
冨樫義博/ぴえろ/集英社/幽遊白書

 

黒の章は結果として霊界探偵時代の仙水忍の最後となったある任務を終えた後、仙水自身が持ち出しそのまま行方不明になったとされています。

その後の黒の章の行方は明らかにされていませんが、仙水が仲間を洗脳する際に使用していたと考えられます。結果仙水が勧誘した人物は人類が滅んで同然だという彼の考えに同意、傾斜していくことになります。

人の人生観を変えるほどの内容が秘められた黒の章

(※画像をクリックするとamazon商品ページへ飛びます。)

 

黒の章を見て仙水の考えに同意、傾斜していったのは推測するに神谷実と御手洗清志の二人は確実だと思われ、刃霧要もエピローグでの神妙な表情を見る限りでは可能性がありそうです。

そのうちの1人の御手洗は劇中で人間が滅んでもいいという思想に及んだのは黒の章を見たからだと明言しました。

 

その御手洗が語った内容はまず人間とは生きていてはいけない存在であることを主張します。また彼はより内容を具体的に話した上で慢性的に内容がフラッシュバックされ、そのトラウマに悩まされていることがわかりました。

「人間が今までどんな酷いことをしてきたかを知らないから善人を気取れるが、黒の章をみれば価値観が変わり人間に値しないように思えるようになる」と興奮しながらまくし立てるのでした。

また「平和なところでたまたま生きているから人間の本質を知らない」とも語り心を病ませています。

刃霧要の妹が纏めた黒の章の本質

(参考資料&引用)
冨樫義博/ぴえろ/集英社/幽遊白書

 

黒の章についてはデリケートな内容にあたるため、現代では鋭くストレートに切り込むのが難しくなっています。しかし魔界の扉・仙水編のエピローグでわかりやすい解釈がありました。

第153話「それぞれの明日!!」で、刃霧要と女性がボウガンで撃たれた猫の亡骸の前で交わしているシーンがあります。

 

要と話している女性(本編では明かされませんでしたが、サイコメトリー能力を持った刃霧要の実の妹)が最後に話している台詞「人なんて臆病で、集団になるほど残酷になれるんじゃない?」がこの黒の章に修められた内容を端的に表しているようでした。

人を信じたかった仙水に決定打を与えた?黒の章の内容

(※画像をクリックするとamazon商品ページへ飛びます。)

 

仙水は黒の章を観てしまったことにより、トラウマを抱え自分自身の人生観が一変してしまいます。しかし、まだ心の底で人間を信じたい部分があったのでしょう。「人間は生きるべき価値があるのだろうか…守るべき価値があるのだろうが…」と呟くようになったとコエンマが語っています。

 

そしてその葛藤を絶ちきるため、そしてこれから自分が行う行為への正統性、心の糧として持ちたかったのでしょう。アニメ版では原作には登場しなかった忍の人格が描かれており「本当は人間が好きなのだから、こんなことはやめよう」と他人格に問いかけていたシーンもありました。

このように仙水に関しては「黒の章」を持ち去った理由がある程度描写されていましたが、飛影に関しては芯のある理由が見当たらないのが本当のところです。

ただ、その後劇中で「黒の章」は飛影が眠っている間に人間界へ連れてこられた際、ちゃっかりと持ち帰っていたようです。霊界の資料館に返されたのか、飛影が保持したままなのかは劇中では不明のままです。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

下記記事も併せてお読みください。

【幽遊白書】戸愚呂弟がなぜ”B級妖怪”とされているのか?その疑問に迫る!