【らんま1/2】 なぜ”らんま”は水をかぶると女性になる体質になってしまったのか?

「らんま1/2」の主人公”早乙女乱馬”は水を被ると女性に変化してしまいます。

劇中ではらんまと同様、水をかぶることで変化してしまうキャラクターが多数存在しており、らんまの父:早乙女玄馬は水を被るとパンダに。ライバルである”響良牙”は黒い子ブタへと変化してしまいます。

また途中から登場した中国人キャラクター、シャンプーこと”珊璞”は猫へ、ムースはアヒルへと変化し、乱馬の周辺に嵐を巻き起こします。

このように、乱馬をはじめとした各キャラクターは先天性の特異体質ではなくある理由で奇妙な体質になってしまいました。

では一体なぜ、水をかぶることで変化してしまう特異体質になってしまったのでしょうか。

バヤンカラ山脈の拳精山・呪泉郷


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らんま1/2の世界は”妖怪”や”半妖”も存在する世界観となっていますが、乱馬やそのほか変化するキャラクターは”後天性”で水をかぶると変化する体質となってしまいました。

その原因はすべて、中国の青海省バヤンカラ山脈の拳精山・呪泉郷が関係しています。呪泉郷は”伝説の修験場”として、度々作中で描かれており、最終章の舞台にもなっています。

呪泉郷には恐ろしい言い伝えがあり、その泉に落ちてしまうと呪いがかかってしまう、というものでした。

娘溺泉(ニャン・ニーチュアン)の呪い

呪泉郷には、100以上の泉の種類が存在しており、最大の特徴としてはその泉で最初に溺れた者の姿に変貌を遂げる、というものです。

しかし、完璧に姿を再現して変化するわけでははなく、落ちた者の面影を残しつつ、その泉ごとの泉質にあったモチーフへと変化を遂げます。

劇中で乱馬が落ちたのは娘溺泉(ニャン・ニーチュアン)と呼ばれる泉でした。

(参考・引用)
高橋 留美子/小学館

この娘溺泉(ニャン・ニーチュアン)は、1500年前に若い娘が溺れたという悲劇的な伝説をもつ泉で、この泉に落ちたものは水をかぶると女性になってしまう、という呪いにかけられてしまいます。

父:玄馬はパンダに?

乱馬が女溺泉に落ちた理由、それは父親の早乙女玄馬に起因します。

乱馬と父:玄馬は天道家を訪れる二週間前に中国へ渡り、呪泉郷を訪れました。父:玄馬は元来いい加減な性格で無類のトラブルメーカーであった為、地元ガイドの制止を振り切って、泉に刺さった竿上で乱馬と修行を始めます。

修行の最中、乱馬の飛び蹴りをくらった玄馬は、泉に転落してしまうのですが、玄馬の落ちた泉は、2000年前にパンダが溺れたという悲劇的伝説のある泉。

つまり、その泉に落ちたものは皆、水をかぶるとパンダの姿になってしまう体質へと変化してしまいます。

(参考・引用)
高橋 留美子/小学館

パンダの姿に変わっても動じず反撃をしてくる父:玄馬に動揺し、乱馬は戦いをやめるように告げるも玄馬は戦いを止めようとはせず、乱馬は転落しないように気を取られた事もあってか、あえなく一撃をくらい娘溺泉へと落ちてしまうのでした。

前述したように、娘溺泉は1500年前に若い娘が溺れた悲劇的伝説が残された場所であり、乱馬は娘溺泉に落ちたことで、水をかぶると女性になる体質へと変化してしまったのです。

中国語を読めなかった玄馬

帰国したものの乱馬は父の独断専行により、勝手に許嫁を決められて天道家を訪れます。そこで意外な事実を知ることになりました。

(参考・引用)
高橋 留美子/小学館

乱馬は修行のためなら命を捨てる覚悟でしたが、肝心の玄馬は『中国全土修行場目録』なるガイドブックで半ば適当に修行場を選んでいたのです。

さらに天道姉妹に危険な場所での修行を責められると真実が露呈。

玄馬は中国語が読めなかったため、危険を顧みず呪泉郷に行った事を認めてしまうのでした。

こうして乱馬は水をかけられると女人化してしまう体質になり、コンプレックスを抱え物語は進んでいきます。しかし悩んでいたのも初期のうちだけ。

女人化するメリットを見出して利用するようになっていきます。

また乱馬の敵味方問わず困っている人をほっておけない性格も手伝い、自分が男に戻れる機会を後回しにした事もありました。その結果、最後まで乱馬は体質を戻せずに物語は幕を閉じています。

まとめ

乱馬が水をかぶると女性になる体質になってしまったのは、中国の青海省バヤンカラ山脈の拳精山・呪泉郷の1つ、娘溺泉(ニャン・ニーチュアン)に落ちてしまったことが原因でした。

ただこれは、父:玄馬の自由奔放な性格が招いた結果と言えますね。(その結果、本人もパンダになってしまったので・・)

最後までお読みいただき、ありがとうございました。